どんな石か(鉱物データ)
トルマリンはケイ酸塩鉱物のグループ名で、和名は電気石。結晶を熱すると電気を帯びる性質がこの名前の由来です。宝石の中でも色数が飛び抜けて多く、ピンク・緑・青・黒のほか、1つの結晶に複数の色が現れるものもあります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 和名 | 電気石(でんきせき) |
| 分類 | ケイ酸塩鉱物のグループ |
| モース硬度 | 7〜7.5 |
| 主な産地 | ブラジル、アフリカ各国など |
| 誕生石 | 10月 |
色ごとの呼び名
ピンクトルマリン(ルベライト)、グリーントルマリン(ヴェルデライト)、ブラックトルマリン(ショール)、外が緑で中がピンクのウォーターメロントルマリンなどが知られています。伝承の上でも色ごとに、ピンクは愛情、緑は癒し、黒は魔除け・電磁波よけと読み分けられます。パワーストーンのブレスレットで安価に流通するのは主にブラックです。
どんな意味・効果があるとされるか
帯電する性質から「エネルギーを整える石」という連想が生まれ、心身の調和・バランスの石として語られます。色ごとの読みを別にすれば、共通するのは滞ったものを流す・整えるという文脈です。なお「マイナスイオンを出して健康に良い」という言説が広く流通していますが、健康効果は科学的に確認されたものではありません。この辞典では伝承・連想の範囲として扱います。
扱い方の注意(事実)
硬度7〜7.5で日常使いに向く丈夫な石です。加熱で帯電する性質があるため、高温になる場所は避けてください。色物の宝石質は照射や加熱で色を整えたものも流通しています。ブラックトルマリンは内部にひびを含む個体が多く、強い衝撃で割れることがあります。