どんな石か(鉱物データ)
シトリンは黄色の水晶で、和名は黄水晶。名前は柑橘のシトロンに由来します。アメジストと同じ石英の色変種で、黄色は含まれる鉄の状態によるものとされています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 和名 | 黄水晶(きずいしょう) |
| 分類 | 石英(クォーツ)の色変種 |
| モース硬度 | 7 |
| 主な産地 | ブラジル、マダガスカルなど |
| 誕生石 | 11月 |
流通の事実
天然のまま黄色いシトリンは産出が少なく、市場に流通するシトリンの多くはアメジストを加熱して黄色に変えた処理品であることが広く知られています。加熱処理は宝石業界で一般的な処理で、シトリンとして販売すること自体も慣行として定着しています。天然色にこだわる場合は、産地や処理の表記がある店で選んでください。
どんな意味・効果があるとされるか
太陽を思わせる色から、豊かさ・繁栄・金運の石として語られます。とくに商売繁盛の文脈が強く、「商人の石」と呼ばれてきた伝承もあります。財を呼ぶだけでなく、稼ぐ過程の明るさ・前向きさを支えるという読みが特徴で、不安や悲観を追い払う太陽の石という語られ方をします。仕事を頑張る時期のお守りとして選ばれることが多い石です。
扱い方の注意(事実)
硬度7で日常使いに向きますが、色の由来が熱に関わる石のため、直射日光や高温で退色・変色する可能性があります。日の当たる場所に置いたままにせず、浄化も光と熱を避けた方法が向きます。
組み合わせの語られ方
金運の文脈ではタイガーアイやルチルクォーツと重ねる組み合わせが定番として語られます。同じ石英同士で、冷静さのアメジストと合わせて「熱意と冷静のバランス」と読む店もあります。