どんな石か(鉱物データ)
ラブラドライトは長石グループの鉱物で、和名は曹灰長石。一見灰色の石ですが、光の角度によって青・緑・金色の光が内側から走ります。この遊色はラブラドレッセンスと呼ばれ、石の内部の薄い層が光を干渉させることで起きる現象です。名前は最初の発見地、カナダのラブラドル地方に由来します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 和名 | 曹灰長石(そうかいちょうせき) |
| 分類 | 長石グループ(斜長石) |
| モース硬度 | 6〜6.5 |
| 主な産地 | カナダ、マダガスカル、フィンランドなど |
| 特徴 | ラブラドレッセンス(光の干渉による遊色) |
どんな意味・効果があるとされるか
灰色の地味な見た目の中に鮮やかな光を隠し持つことから、「隠れた才能」「秘めた可能性」の象徴として語られます。直感やひらめきを高める、月と太陽の両方の光を宿す、といった読みも定番です。転職や独立など、まだ形になっていないものを育てる時期の石として選ばれることが多く、変化を後押しする系統に分類されます。
選ぶときの見どころ
この石は個体差が価値のほぼすべてで、遊色の色(青が定番、虹色は希少)、光の面積、地の透明感で印象が大きく変わります。同じ「ラブラドライト」の名前でも1粒ごとに別物なので、写真より実物や動画で光り方を確かめて選ぶのが向いている石です。フィンランド産で全面に虹色が出るものはスペクトロライトの名で別格に扱われます。
扱い方の注意(事実)
硬度6〜6.5と水晶よりやや柔らかく、また特定方向に割れやすい(へき開がある)性質を持つため、硬いものにぶつける衝撃は苦手です。遊色は表面の研磨状態にも左右されるので、傷がつくと光り方が鈍ります。他の石とこすれない保管と、布で拭くお手入れが向きます。