どんな石か(鉱物データ)
スモーキークォーツは煙がかった茶〜暗褐色の水晶で、和名は煙水晶。石英グループの色変種で、発色は天然の放射線の作用によるものとされています。色がさらに濃くなり、ほとんど光を通さなくなったものがモリオン(黒水晶)と呼ばれます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 和名 | 煙水晶(けむりすいしょう) |
| 分類 | 石英(クォーツ)の色変種 |
| モース硬度 | 7 |
| 主な産地 | ブラジル、スイス、スコットランドなど |
| 色 | 淡い茶〜暗褐色 |
どんな意味・効果があるとされるか
大地の色をまとった水晶として、グラウンディング(地に足をつける)の代表格に挙げられます。漠然とした不安や焦りを鎮める、現実的な判断力を取り戻す、眠りを守る、という落ち着き系統の読みが中心です。攻めの石ではなく、疲れた時期や環境の変化で浮き足立った時期を支える土台の石として選ばれます。
モリオンとの関係
同じ石英の色変種で、色の濃さの違いに連続的な呼び分けがあるだけの、いわば同じ系譜の石です。伝承の上では、スモーキークォーツが「自分を落ち着ける」内向きの読みで、モリオンが「外からの邪気を遮る」外向きの読みで語られる傾向があります。市場では、無色の水晶に放射線を照射して濃色にした処理品が両者とも流通しています。
- モリオン色が最も濃くなったもの。守りの読みはこちらが強く語られます。
扱い方の注意(事実)
硬度7で扱いやすい石です。発色の性質上、長時間の直射日光で退色する可能性があるため、日の当たる場所での保管は避けてください。浄化も光と熱を伴わない方法が向きます。