どんな石か(鉱物データ)
マラカイトは銅を含む炭酸塩鉱物で、和名は孔雀石。磨くと現れる同心円状の緑の縞が孔雀の羽の目玉模様に似ていることが和名の由来です。銅鉱床の地表近くでできる、銅のもっとも一般的な二次鉱物です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 和名 | 孔雀石(くじゃくいし) |
| 分類 | 炭酸塩鉱物(塩基性炭酸銅) |
| モース硬度 | 3.5〜4 |
| 主な産地 | コンゴ、ザンビア、ロシアなど |
| 特徴 | 同心円状の緑の縞模様 |
歴史(事実)
古代エジプトでは砕いて目の周りに塗る化粧(アイペイント)や顔料に使われ、日本でも岩絵具の緑(岩緑青)として日本画を支えてきました。装飾石としてはロシアの宮殿の柱や暖炉に使われた歴史があり、緑の装飾石の代表格です。
どんな意味・効果があるとされるか
濃い緑と目玉模様の連想から、邪気や悪意を吸い取る守りの石という読みが中心です。「持ち主の代わりに悪いものを吸って割れる」という身代わり系の伝承や、目の模様から洞察力・見抜く力の読みも語られます。人混みや対人ストレスの多い環境のお守りという文脈で選ばれることが多い石です。
扱い方の注意(事実)
硬度3.5〜4と非常に柔らかく、水・酸・汗に弱い、扱いに最も気を使う部類の石です。水を使う浄化と長時間の肌への密着は避け、乾いた布で拭く手入れにとどめてください。また銅の鉱物なので、研磨時の粉塵は有害です。加工されたものを普通に身につける分には問題ありませんが、自分で削る・砕くことはしないでください。