どんな石か(鉱物データ)
ラピスラズリは単一の鉱物ではなく、青金石(ラズライト)を主成分に、方解石や黄鉄鉱などが混ざり合った岩石です。群青の地に金色に光る黄鉄鉱の粒が散る見た目が特徴で、和名は瑠璃。仏教の七宝のひとつに数えられてきた石です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 和名 | 瑠璃(るり) |
| 分類 | 青金石を主とする複数鉱物の集合(岩石) |
| モース硬度 | 5〜5.5 |
| 主な産地 | アフガニスタン(バダフシャーン)、チリなど |
| 誕生石 | 12月 |
歴史(事実)
採掘の歴史は数千年におよび、ツタンカーメンの黄金マスクの装飾や、メソポタミアの装身具に使われてきました。砕いて精製したものは顔料ウルトラマリンとなり、フェルメールの絵画の青としても知られます。金と同等に扱われた時代もある、人類が最も古くから珍重してきた青い石です。
どんな意味・効果があるとされるか
長い歴史を通じて「聖なる石」「真実の石」と位置づけられてきました。現在よく語られる読みは、本質を見抜く・正しい判断へ導く・幸運を呼ぶ、というものです。邪気を退ける守りの石としての伝承も古くからあります。試練を経て成長させる石という語られ方もあり、穏やかな癒し系というより、向き合わせる系統の石として扱われることが多いです。
扱い方の注意(事実)
硬度が5〜5.5と低めで、方解石を含むため酸や水にも強くありません。汗をかく季節の長時間の着用や、水洗いでの浄化は向かない石です。表面の艶が落ちやすいので、着用後は乾いたやわらかい布で拭くお手入れが基本になります。青の染色を施した類似石(染色ハウライトなど)が安価品として流通しているのも知られた事実で、価格が極端に安いものは表記を確認してください。
組み合わせの語られ方
判断力のラピスラズリに浄化の水晶を合わせて全体を整える、という組み合わせが定番として語られます。同じ守り系統のモリオンやオニキスと重ねる読みもあります。