どんな石か(鉱物データ)
アベンチュリンは、雲母や赤鉄鉱などの微細な結晶を内包した石英で、和名は砂金石。内包物が光を反射してきらきらと光る効果(アベンチュレッセンス)が名前の由来です。流通の中心は、クロムを含む雲母で緑色になったグリーンアベンチュリンです。主産地のインドと翡翠に似た見た目から「インド翡翠」とも呼ばれますが、翡翠とは別の石です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 和名 | 砂金石(さきんせき) |
| 分類 | 石英(微細な内包物を含む) |
| モース硬度 | 7弱 |
| 主な産地 | インド、ブラジルなど |
| 特徴 | 内包物によるきらめき。通称インド翡翠 |
どんな意味・効果があるとされるか
深い緑の色から、森林浴にたとえられる癒しの石として語られます。疲れた心身を休める、イライラを鎮める、家庭に安らぎをもたらす、という穏やかな読みが中心です。健康運の石という語られ方もありますが、体調への効果が確認されたものではありません。頑張り続けて息切れした時期に、休むことを許す石という文脈で選ばれます。
翡翠との違い(事実)
インド翡翠の通称で売られることがありますが、鉱物としては石英の仲間で、翡翠(ひすい輝石)とは別物です。価格も翡翠よりずっと手頃です。翡翠として買うつもりなら表記を確認してください。逆に、翡翠の伝承(繁栄・人徳)をこの石に重ねる語りも市場にはありますが、この辞典では別の石として扱います。
- 翡翠本家の翡翠。似た見た目ですが鉱物として別物です。
扱い方の注意(事実)
硬度7弱の石英質で丈夫な、扱いやすい石です。日常使いの制約はほとんどありません。緑の濃さときらめきの量は個体差が大きいので、好みで選んで問題ありません。